1954-12-15 第21回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
それからいろな行政処分に以たようなものもできるだけ警察から切り放して、現在はそういうわけで警察としましてはまつたく純粋の立場から職務を行つているので、従つて警察署長の即決処分も廃止をいたしました今日、まして第一線の個々の警察官にそういう権限を与えるということは、ゆゆしき問題であると私は考えております。
それからいろな行政処分に以たようなものもできるだけ警察から切り放して、現在はそういうわけで警察としましてはまつたく純粋の立場から職務を行つているので、従つて警察署長の即決処分も廃止をいたしました今日、まして第一線の個々の警察官にそういう権限を与えるということは、ゆゆしき問題であると私は考えております。
そこで先まで申上げますが、今度若しこの警察法が通つたなら、私は余命幾ばくもない警察官としての生命は、もう五十八歳でありまするから、杖突つばつて警察署長をするわけに行きませんから、六十一までもやつたら大手を振つて私はやめても差支えはございませんが、後輩の警察官諸君が私のような苦しみを受けるかと思うと、私は残念でたまりません。(拍手)
なお積載量をオーバーするものにつきましては、警察署長に臨時に、貨物の分割積載ができないから許可をしてくれということを申し出て参りますれば、やはり道路交通取締法によつて警察署長が許可をして、その許可証を持つて運転をしておる、こういうことになつております。従つて許可証を持つていないのは取締りを受けることになるわけであります。
汽車賃さえあれば、いつでも帰れるというような考えだつたものですから、汽車賃ができたから、今度は帰れるという気になつて、警察署長に毎日々々請求をした。ところがその警察のいわく、お前はなかなか日本に帰れない。どうして帰れないのか。 モスクワからピシ・ピシが来なければ、帰すことができない。ピシ・ピシというのは、私もよくわからぬですが、証明書みたいなものでしよう。
○本田證人 さき申し上げた通り、取消しは交通取締法によつて警察署長の権限に基いてやるのだからということを、地区委員会の幹部諸君にも繰返し話した。
とあつて、警察署長に対して捜査の中止停止を命ずることは法律上可能であります。ただ自治体警察が上司に出す書類送付を中止せしめるというような事は違法であると考えております。
これに対して自治体警察署長の協会というのがあるのですが、その協会の会長並びにその会の者が行つて、警察署長を復職させなければ、われわれには考えがあるということで脅迫を加えたわけであります。ここにおいてその公安委員会は恐怖心を起しましたが、しかしその公安委員会は、別にそれによつて所信を曲げなかつたのであります。
質疑の第四は、さきに道路管理者の許可を受けた者でも、第二十六條の規定によつて警察署長の許可を受けなければならないとすると、二重に手数を要することとなるが、この点をいかに考慮するかというのであります。
從いまして第二十六條第三項によつて、警察署長が、必要な措置を命じた場合において、國民が場合によりましては、これは占有者ということになつておりますが、占有者のみならず、所有者自体において、所有権の上に大きな損害を與えられるというふうな場合を予想することも可能であろう。こういうふうに思うのであります。